窓の近くにいるとフワ~っと感じる心地よい風このぐらいの季節が一番気持ち良いのかな。秋のはじまる季節も好きだけど、やっぱり夏の準備をする今が好き。こんな気持ち良い昼下がりに、お気に入りのワンピースを着てパソコン仕事をする私。・・・今日の私イケてる、なんて心でガッツポーズしながら窓を全開にして身体中で風を感じる。日々の悩みのちっぽけさに呆れて、この時間を大切にしようって穏やかな気持ち。キックボクシングにハマっていて週に3回は通っているため、一向に消えてこないアザが可愛くさえ感じてくる穏やかさ。なんてコーヒーを飲みながら優雅な時間に浸っていた。?????????????なんか焦げ臭い。そしてうるさい。。。キッチンをチェックするも、火のついている様子はないし。なんだろ・・・と思いながら、ベランダにでてみる。すると、さっきの焦げ臭さとともに大量の煙が飛んできた。お気に入りのワンピースなのに。お隣さんのビルは大きな屋上があり、ちょうどその屋上と同じ目線にある私の部屋。スパイダーマンがいたら「ホイっ」っとジャンプできそうな距離である。煙が薄くなった瞬間、30名は余裕で超えるだろう大学生(らしき人たち)が楽しげにびーびーきゅーをしているのが見えた。びーびーきゅーとはバーベキューのこと。焦げ臭い理由はこれか。賑やかな理由もこれか。片手にコーヒーを握って、煙が充満しているベランダで棒立ちしていると風が煙を連れて行ってくれた。一瞬だけ。大学生たちが向かいの家のベランダで棒立ちしている私に気づき、ちょっとだけビクッとする。そりゃそうだ。煙の中からワンピースの女が一人ひょっこりでてきたらホラーものだし。ニコッと笑い(あ、すっぴんだった)、すぐに部屋に引っ込むのは悔しかったのでほんの少しだけベランダの椅子に座ってみた。べつに、煙平気です私、みたいな。べつに、一人で優雅な時間過ごしていますし私、みたいな。容赦なく襲ってくる煙続きをみる
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